ブルガリアの牛タン料理

ブルガリアはヨーグルトの国、というイメージが強いと思いますが、乳製品は肉料理と好相性。そして乳製品は牛からできますよね。

実際にブルガリア料理はお肉を食材に使ったものが非常に多く見られます。肉食をしても乳製品でバランスが保たれる、すてきな食文化です。

Kavarma

ブルガリアを代表する肉料理が「カヴァルマ」です。これは、肉の煮込み料理です。家庭によって若干レシピや材料は異なるものの、メインディッシュとなるお料理であることは変わりありません。牛タンを使って作られることも多く、タンと数種類の野菜、トマト、香辛料を土鍋のような煮込み鍋で煮込んでいきます。この時、牛タンはあらかじめ下ゆでをして柔らかくして皮をむいておく必要があります。牛タンにも火が通って柔らかくなったらチーズや卵をトッピングして出来上がりです。
(参考:牛タン焼きを焼肉屋で一番最初に頼む訳

ブルガリアは寒いので、冬に身体の温まるお料理としてレストランでも家庭でもよく作られる料理です。

このカヴァルマの原型ともいえる「キュベチ」や「キュベチェ」と呼ばれる料理にも牛タンは使用されます。こちらはまず牛タンを茹でてから、フライパンでよく炒めます。ジャガイモ、玉ねぎ、その他の香辛料も炒め、それから陶製のつぼ状の容器に入れて蒸し煮にします。香辛料は牛タンの生臭さを消してくれますし、さらに身体を温める効果も高まるため、この陶製のつぼ容器はどの家庭にもたいていあるそうです。

基本は下茹でをしてから、炒めたり、煮込んだり、と寒い国ならではの調理法でよく食べられているのがブルガリアの牛タンです。